私が通信制大学を選んだ基準

私は通信制大学学芸員資格取得に向けて学んでいるが、この大学はかなり学ぶ条件が整っていると思う。私の専門は東洋史なのだ。学芸員を取得するために、必修科目が決められているのだが、必ず取得しなければならない必修科目と任意で取得する選択科目がある。既に専門を持っている私には必修科目だけ取れば良い大学が適していると感じる。しかし、必修科目だけ取れば良い大学と、必修科目と選択科目を取らなければならない大学がある。選択科目は専門性に関わる内容、文系なら美術史や歴史学や考古学などを履修しなければならない。私の大学では選択科目が設定されていないため、最短の時間と最低限の労力で学芸員の資格取得を目指すことができる。また、どの程度大学に行かなければならないのかも重要である。私の大学では、全く大たくに行くことなく、博物館実習を除けば完全にオンライン学習だけで学芸員資格の取得や学位の取得ができる。学芸員資格に関する科目は、資格に関係のない科目に比べれば難易度が高いが、その程度の苦労は必要だと思える難易度であり、私が嘗て卒業した通学制の大学に比べれば易しいと思う。あの大学では資格の科目かどうかに関わらず、大量のレポートを書かなければならず、どの科目で何を学んだのかすら記憶にない程の忙しさであった。それに比べれば、今の通信制大学は楽だ。通信制大学を選ぶ時は、シラバスをよく読むことも重要である。また、卒論が必須ではない大学の方が、卒業の難易度は低い。私の在籍する大学も卒論が必須ではない。